メーカーと専業オペレーターどっちがいい

自販機設置ビジネスの基本的なしくみから、自動販売機の種類として有名飲料メーカーと独立系の専業オペレーターではどう違うのか、メリットとデメリットなどで比較してみました。

自販機設置ビジネスの基本的なしくみとは

自販機設置ビジネスは、運営のしかたで大きく2つに分けることができます。
ひとつは、設置場所を管理する側が自動販売機を購入するかリースして、商品である飲料を仕入れて販売業務全般を主体的に運営する方法。もうひとつは、設置場所を管理する側は場所の提供のみで、販売業務全般は専門業者が担当する方法です。
こうした自販機の運営業務を担うのがオペレーターで、当サイトでは土地活用一種としてプロにお任せできる場所貸し方式での事業、フルオペレーションタイプの自販機設置ビジネスについて説明をしています。

有名飲料メーカーと独立系の専業オペレーターの違い

フルオペレーションタイプの自販機設置ビジネスでも、実際の事業を行っているのは、飲料メーカー系列と独立資本の企業とがあり、後者は専業オペレーターといいます。それぞれの特徴やメリットとデメリットなどを説明しましょう。

飲料メーカー系列の自販機設置ビジネスとは

大手飲料メーカーの系列子会社が事業を手掛けていて、そのメーカーの商品のみを販売している自動販売機になります。
新商品の導入などで優位性がありますし、特定飲料を目的に買ってくれるユーザーがいるのも間違いないでしょう。各メーカーも差別化のために自動販売機のカラーリングやデザインはブランディングを重視して差別化を図っているため、認知度が購入動機となる点もメリットといえます。
一方、飲料メーカーの自動販売機だと定価販売しかできません。また、導入ハードルが高いのも難点。そもそも商機の見込める立地は設置済みであったり、近隣に設置していれば新規設置は難しいといわれています。

独立資本の専業オペレーターの自販機設置ビジネスとは

特定メーカーの飲料に限定せず、専業オペレーターが複数メーカーの人気商品を組み合わせて自動販売機にセットしています。中には専業オペレーター自体のサービスブランディングとして、名称やデザインなどでオリジナリティの高い自動販売機を提供しているケースもあるほど。
商品構成の自由度が高さは、中長期的な事業継続においてもメリットとなります。メーカーの縛りがないので、売上データなどに基づいて売れる商品を売るという、ビジネスの本質に沿って飲料の入れ替えができます。
メーカー系列でないとメジャーな飲料を売ることができないのでは?と思うかもしれませんが、そうとは限りません。専業オペレーターは飲料の卸売り業者でもあり、メーカーから余剰在庫品や現金の大量購入などによって商品を割安に仕入れることで、100円自販機といった割引販売もできるというわけです。
契約にあたっての現地調査でも、メーカーに比べるとハードルは低いといわれています。
企業としての知名度などからメーカー系列がいいと思う方もいるでしょうが、問合せ段階では違いを知るという意味でも、メーカー系列と専業オペレーター、両方に連絡してみることをおすすめします。

大阪で自動販売機ビジネスをサポートする設置業者を紹介

自動販売機設置には、自販機を購入・リースして自分で運営する方法と、設置場所だけ貸してメーカーやオペレーターにお任せして収入を得る方法があります。 大阪で自動販売機ビジネスをサポートしてくれる独自の特徴を持つ設置事業者を紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

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