売上が悪いなど自販機をリプレイスしたいと思っている土地オーナー向けに、主な理由や相談先と段取り、注意点などを紹介します。
売上が当初想定より悪ければ、オーナーは自販機のリプレイスを考えるでしょう。
ただし、フルオペレーションシステムの場合、著しく売上が悪ければ業者側は日々の運営業務で大きな損失を出しているので、業者側からテコ入れなり契約解除なりの申し入れがあると考えられます。
そう、オーナー自らが自販機のリプレイスを考えるのは、業者側とは異なる思惑があり、その代表的ものを以下にピックアップしてみましょう。
これらはあくまで一例。土地オーナーがリプレイスまで考えるのは、その前段階でオペレーターが不満や要望を吸い上げて対応するということができていないとも考えられます。
自販機リプレイスは、普通に考えると現在のオペレーターにまず相談すると思います。
一方、同じオペレーターのままだと対応できる範囲は限られるので、オペレーター自体を変更するという選択肢もあります。それぞれの要点を以下にまとめてみました。
多くの自販機設置オペレーターには担当営業がいて、季節の商品入れ替えをする際などオーナーにも説明をするケースも多いでしょう。リプレイスを相談するとすれば、その営業マンになります。
また、現在のオペレーターがメーカー系列なら、別メーカー商品を売ることはできませんし、販売価格も定価となります。改善という意味では、自販機を省エネタイプに替えて、電気代を節約するという対策はあるでしょう。
オペレーターが独立系なら商品構成を替えることで売上改善になる可能性はあります。独立系はオリジナル自販機とメーカー自販機両方を取り扱っているところもあるので、リプレイスの相談もできるでしょう。
自販機だけでなくオペレーター自体を替えようとするなら、現在のオペレーターとの契約内容をまず確認しましょう。契約期間や特約事項など契約解除する場合、違約金がどうなるかなど懸念点をピックアップしておく必要があります。
また、自販機設置場所として魅力があるなら、別なオペレーターがリプレイスの営業をかけてくることもあります。こうしたケースでは、現行よりもオーナーの収益アップを提案することも珍しくはなく、売上本数は大幅アップせずとも販売手数料アップなどが期待できるでしょう。中には乗換保証によって違約金をカバーしてくれたり、現在のオペレーターと交渉してくれるところもあります。
自販機をリプレイスする場合、収益アップという意味で確率の高いポイントをまとめてみます。現在のオペレーターで取り扱いがなければ、別なオペレーターに替える動機としてもいいでしょう。
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