ルーレットや当たりが出るなどのくじつき自販機、社会貢献活動と連携した寄付つき自販機といった付加価値のある自動販売機を設置することのメリットとデメリットを説明します。
ドリンクを購入するとルーレットなどのくじが点灯して当たった場合はもう1本ドリンクを選べる──。これがくじつき自販機の基本仕様です。
ユーザーの購買意欲を刺激することで集客効果が見込めますし、子ども連れのユーザーには特に魅力的に見えるでしょう。
実際、NTTコム リサーチの調査データ「清涼飲料水の自動販売機での購入に関する調査結果」で、“自販機での購入意向を高めるには『ゲーム性、共通性、多様性、利便性』がポイント”
という結果が出ています。自由回答による「ゲーム性」のワードは“おまけ、くじ引き、当たり、無料、ポイントが貯まる、購入ごとにゲームやコンテンツがもらえる”
といったもので、くじつき自販機はこの「ゲーム性」を体現した販促施策というメリットがあるわけです。
参照元/NTTコム リサーチ(https://research.nttcoms.com/database/data/002114/)※2021年5月8日調査時点
デメリットとしてはルーレットの故障があるとクレームになるケースもあること。
なお、当たり分のドリンクを無料提供することは、オーナーにとっての損失とはなりません。オーナーはドリンクを仕入れ・販売するわけではないので無料提供しても仕入れ損失にはならないのです。
購入するユーザーだけでなく、オーナーも利益の一部を寄付することで社会貢献に協力できるのが一番のメリット。自販機という小売サービスとしてのイメージアップにもなりますし、店舗が店頭に設置すればプロモーション効果も期待できます。
デメリットは自販機の故障などトラブルが発生した際のクレームといったところでしょう。
当サイトで紹介している自販機設置オペレーターの中から、くじつき自販機や寄付つき自販機を取り扱っている業者を紹介します。
100円均一の自販機に付加価値としてルーレット機能もプラス。大手飲料メーカーの人気ドリンクをラインナップしていて競争力の高い自販機といえます。
日本ライトハウス盲導犬訓練所の認証を得て、盲導犬育成に役立つ寄付金付き自販機を取り扱っています。自販機面には認証バナーが貼られているのが目印です。
赤い羽根共同募金で知られるハートフル福祉募金への募金になる「ハートフルベンダー」に対応。機種によってはユーザーが購入時に寄付金額をボタン設定できるものもあります。
自動販売機設置には、自販機を購入・リースして自分で運営する方法と、設置場所だけ貸してメーカーやオペレーターにお任せして収入を得る方法があります。 大阪で自動販売機ビジネスをサポートしてくれる独自の特徴を持つ設置事業者を紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。