飲料メーカーの自販機とは違う、オリジナルデザインのラッピング自販機について、メリットとデメリット、導入事例を紹介します。
オリジナルデザインのラッピング自販機とは、販売している飲料自体は知名度のあるメーカー製品でありながら、筐体の外観をオリジナルデザインにしているもの。よくあるのは店舗が店頭に設置する場合、店舗のロゴやキーカラーをデザインに活かして、自販機をラッピングします。
オペレーターがメーカー系列ではなく独立系で、そのオペレーター独自の自販機を製品化しているのがベース。これに、デザインのカスタマイズ対応したものがオリジナルデザインのラッピング自販機となります。
店舗であれば一種の看板として集客効果を期待できます。
ロゴやカラーリングで店舗外観と統一感を持たせれば、遠目にも目を引きやすくなります。店舗を閉めている時間帯でも自販機はフルタイム稼働しているので、認知度や収益アップにもなるでしょう。中には、自販機内に店舗内の様子がわかるモニターを内蔵している機種もあるなど、オペレーター側でも差別化の工夫が見られます。
店舗以外でも自販機の外観を変えることでリニューアル感を打ち出せます。飲料商品を入れ替えただけではわかりにくいところ、外観がガラッと変わればインパクトも大きいです。
自販機導入にあたって、自販機本体費用は無料でも、デザインのカスタマイズ費用は別途オーナー負担となります。また、デザイン作業にかかる日数分、設置までの時間が長くなります。
オリジナルデザインのラッピング自販機に対応している専業オペレーターの公式サイトから、店舗向けの導入事例をピックアップしてみました。
引用元:ドリンクボックス公式サイト(http://www.drinkbox.co.jp/case/)
購入する際、ちょうど目線の位置あたりにモニター画面が内蔵されている自動販売機です。
店内の様子やメニューなど、好きな画像を表示することができるので、居酒屋の店内を覗かなくても店内の雰囲気や混み具合などを伝えられるのが大きなメリット。集客効果で、新規顧客20%アップの店舗も。
参照元/ボードステーション(https://bordstation.jp/)※2021年5月7日調査時点
ピンクリボン運動と連動した自動販売機のラッピングの例です。
ピンクリボン運動を通して自動販売機の売上の一部が乳がん制圧に役立てる基金になります。社会貢献につながることはもちろんのこと、この自販機を通じて設置している企業や店舗のイメージアップなどにも一役買いそうです。
自動販売機設置には、自販機を購入・リースして自分で運営する方法と、設置場所だけ貸してメーカーやオペレーターにお任せして収入を得る方法があります。 大阪で自動販売機ビジネスをサポートしてくれる独自の特徴を持つ設置事業者を紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。